お金に悩む時間は無駄である

昨年から生活用品や食材、光熱費など生活に必要なものが高くなっていますね。

いわゆる物価高、インフレですが、インフレになると給料もそれに伴って上がっていかなければなりませんが、物価の上がり幅に対しての給料アップも見込めず、どんどんと通帳の数字が目減りしていって、この先どうなることかと心配していませんか？

このまま行くと、あの請求書や、カード支払いが払えなかったらどうしよう、、

生活水準を落とさないと、、

給料の良いところに転職したい、、

こんな、お金にかかる悩みがずっと頭の中にある方、

このサイトでずっと同じ話をしていますが、お金はエゴが発明した、あなたをこの世に捕らえておくための最高のツールなのです。

考えてみてください。

実際に今のあなたはお金を持っており、今すぐ破産する状態ではないでしょう。

なのに、お金の心配を一日の中でずっとしているわけです。

これほど無駄な時間の過ごし方はありません。

しかし、エゴはあなたに1秒でも長く、お金のことを考え、それについて勝手に心配し、恐れという感情を抱いて欲しいと思っています。

聖徳太子がおっしゃったように、「世間虚仮（せけんこけ）」で、お金や地位や名誉や権力などを価値あるものとしている世間はすべて虚しく仮のものであり、それを作り出したのはエゴ（自我）になります。

それなのに人はそれを多く得るために躍起になります。

もちろん、ブッダもキリストも全く同じことを仰っています。

ブッダの教えから2,500年経っても、多くの人は、その原理を無視し、お金や地位や名誉をいかに得るかに自分を費やしています。仏教ではこのような状態を無知・無明と言います。

こう言われると、

と反論されるでしょうか、それは誰が反論しているのでしょうか？

本当にあなたが反論しているのでしょうか？

何度も繰り返して言っていますが、エゴはあなたがこの世に執着してくれることを一番の喜びとしています。

五感を通して知覚し、あらゆる手段で、すぐに思考のすり替えを行います。

もしあなたが目を閉じ、耳栓をしてじっとしていても、エゴは「これには何も意味はない！！！」と頭の中で強く言ってくることでしょう。

「何もしないと、何も始まらないぞ！！！お金は手に入れることができないぞ！！！」

私達は「何もしないと何も得ることができない」ということを疑いの余地なく、心の底から信じきっています。

しかし、これはトリックであり、洗脳でもあります。

一刻も早くこのことに気づき、思考をやめる訓練をして少しでも無心となる時間を手に入れてください。