常日頃、何かを考えるにも何かをするにも、選択肢は2つしかありません。

 

それは「エゴ」「無」かです。

 

あなたの考える、または行動していることのほぼ100%がエゴによるものです。

 

お腹が空いたら、これから何を食べようかな、何を食べたらお腹も心も満たせるだろうか。

よし決めた、今日はこってりしたラーメンを食べよう。

そしてラーメン屋に向かい、注文し、食べるという行動にでます。

 

エゴから操られているとしたら・・・

 

あなたは自分でそれを思い、自分で決めて行動していると勘違いしています。

エゴがあなたを良いように操っているだけです。

 

お腹を空かせるという生理現象もエゴの仕業です。

 

お腹が空くと、何かを食べたいという欲求が自然と湧いてきますね。そうすると次は何を食べようか、何が食べたいかということを考え始めます。昨日はあれを食べた、最近これを食べてない、今日の体調からいうとこれかなぁ・・・などなど。

 

五月雨式にあなたの欲求は思いに流れ、そして行動に移します。

この一連のことについてあなたは何ら疑問を持たないことでしょう。

 

なぜなら、これが物心ついてから当たり前だからです。習性だからです。

そして、死ぬまでこれを繰り返し続けます。

 

そんなこといっても、あらがうことはできない!

 

ほとんどの人はエゴ=自分と思っているため、このことに気づきません。

ですが、あなたは「無」の効用が何であるかを知っています。

 

何か考えが浮かんだら、すぐに「無」になることを思い出せとはいいません。

直ぐにできるようになるものではありませんからね。

私も100%できていません。

 

しかし、常に選択肢は2つのみであり、正解は1つだけということを知ること。

そして、正解を選択すること。

 

この世で実践するのはただこれだけなのです。