忙しい毎日を過ごしていると、ふと、このままでいいんだろうか。

先々、自分はどうなっていくんだろうか。

 

という不安にかられる時がありませんか?

 

これまでお伝えしたとおり、時間は今現在しかありません。

過去も存在はしませんし、未来も存在しません。

 

しかし、エゴは事あるごとに、この過去の後悔と未来の不安というものを使います。

 

過去は既に起こったことであり、変えられることはできませんが、未来は不確定要素が強いため、すぐに不安に陥らせることができます。未来のために、ああすべきじゃないか、こうすべきじゃないかと。

 

エゴはこれを巧妙に使います。

 

しかし、将来のことを思うことは、本当に意味がないことです。

 

お金はこのままずっと供給が止まらないだろうか、、お金をもっと増えるだろうか。
自分を愛してくれる人、愛し続けてくれる人がいるだろうか。現状よりも悪くならないだろうか、、などなど。

 

そもそも不安に思うこと自体が何も意味をなしません。それはあなたに今なにもしていませんから。

 

不安に思っている時間をもっと有効的につかうべきです。

 

本来の推奨される時間の使い方は、無心になる時間をなるべく多く持つことです。

 

でも、あなたはこれを聞いても最初は腑に落ちないことでしょう。

なぜなら、何もしていない時間というのは何も価値を生み出さない、意味がないと思っているからです。

 

何もしていないのなら、自分はどこからもお金ももらえないし、誰からも注目されない・・・

 

人はこの考え方が身に染み付いています。これはエゴがあなたをこの世に縛り付けるとてもいい理由づけです。

 

これを否定するというのは、自分が馬鹿になっちゃったのではないかと思うはずです。

 

ですが、この考えから抜け出さない限り、エゴはあなたを不安に落とし、無駄な行動を取らせ続け、エゴはあなたから見つからないように隠れ続けます。

 

あなたが本当にこの苦しみから脱したいのであれば、不安に駆られたときには、何も思わずに無心となることです。

それこそがあなたがこの世で唯一できる正しい行動なのです。